士業・コンサルタントが参入障壁を作る方法

通常、自分達の商品・サービスには何らかの強みがあるはずです。

製造業であれば、「100分の1ミリレベルまでツルツルに表面加工ができる」とか、「自社一貫生産体制だから納期が他社の半分になる」というような強みです。

しかし、その強みは文字になっているでしょうか。

質問されたら、「当社の強みはココです」と答えられるとしても、質問されること自体がそうそうないのではないでしょうか。

士業・コンサルタントも同様

設立から何十年経っていようと、上場していようと、自社のことを知っている人は世の中のほんの一握りです。

自社の強みをわかりやすく文字化して、WEBサイトなどに掲載しておかなければ、どこに強みがある会社なのかまったくわかりません。

そしてこれが士業やコンサルタントの場合、こだわりの文字化、つまり、コンテンツ化の重要性はさらに高まります。目にみえる製品・商品を持たないからです。

「ウチは他とまったく同じ税理士事務所です。でもウチから買ってね~」という商売はありません。

他との違いをコンテンツにしていかなければ埋もれるばかりです。

コンテンツは複製・転用が容易

そして、コンテンツというものには転用が容易という特徴があります。

ひとつのコンテンツをブログ、メルマガ、ニュースレター、書籍、ツイッター、Youtubeなど、複数のメディアに転用すれば、一石三鳥、四鳥を狙えます。

私も書籍を書いた時は、これまで書き溜めてきたブログやメルマガのコンテンツを大いに転用しました。

複製・転用ができると思うと、コンテンツを作る心理的な負担はいくぶんか和らぐのではないでしょうか。

「マネされない何か」が欲しい

ビジネスではよく、参入障壁を作りましょうといわれます。

誰もが同意することだと思いますが、そうはいっても参入障壁を作ることは簡単ではありません。

インフラ系などの大資本投下型ビジネスであれば投資額自体がハードルになりますが、小資本ビジネスの場合、たいていのことは簡単にマネができてしまうからです。

私はかつてレンタル自習室を経営していましたが、比較的小資本で始められるため価格競争が起こりがちでした。

士業やコンサルタントも小資本ビジネスですので、同業他社に対して参入障壁を作ることは簡単ではありません。

書き続けるだけで参入障壁が作れる

そんな参入障壁ですが、意外にも「書き続ける」だけで作ることができてしまいます。

私はホームページに専門記事を300以上、毎週1回発行しているメールマガジンを4年以上続けています。

これが結構な参入障壁になっています。

ブログ記事というものは、他の人が作ったものをコピペするとグーグルからペナルティを受ける可能性があります。

少し前にキュレーションサイトというものがはやった時期があります。 

医療系などのお役立ち情報を集めたサイトのことですが、多くのライターに記事を大量に書いてもらうことによって、一気に記事数を増やしてアクセスを集めることを狙ったものでした。

ただこの方法だと、同じような内容の記事や「紅茶を飲めばガンが治る」といった信憑性のない記事が大量にできてしまうので、グーグルからの評価が下がって廃れてしまいました。

どれほど資本を持っていても意味はなく、コツコツと書き続ける以外にないということです。

そして、このブログ記事やメルマガの蓄積が信用を呼びます。

「コツコツ地道に書く」という行為に派手さはありませんが、徐々に、しかし確実にビジネスを好転させますので、積極的に取り組むことをおススメします。