飲食店の無断キャンセルから学ぶ自力集客の重要性

コロナが流行る前のことですが、

「インターネットの予約サイトで数十名の予約をしておきながらキャンセルの連絡をすることもなく、当日店に来ないという事態が増えている」

「インターネットでの予約なので連絡しなくても罪悪感が薄いことが原因だ。小さな店にとっては死活問題だ。用意しておいた料理は全て廃棄処分だ」

というニュースがありました。

確かにキャンセルの連絡ぐらいはすべきですし、予約サイト側も大人数での予約の際はデポジットを取る仕組みを導入すべきかもしれません。

無断キャンセルした人は困らない

ですが、この事態によって困るのは無断キャンセルをした人でもなければ、予約サイトの運営会社でもありません。

予約を受けた飲食店です。

これは集客という命綱を他者(予約サイト)に渡してしまったことが根本的な原因です。

世の中にはキャンセルの連絡をしない人もいます。

キャンセル料の請求がないのであれば、わざわざキャンセルの連絡をしなくても困らないからです。

下請け企業も同様

これと同じことが下請企業にも当てはまります。

下請企業というものは集客という命綱を元請企業に渡してしまっています。

元請企業が大企業であっても、いろいろな事情があります。

コロナの影響、現地調達への切り替え、不正が発覚して生産停止、などいつ業績不振になるかわかりません。

元請企業からの売上割合が大きければ、そうなった時、一発で終わってしまいます。

売上の20%以上が1社に集中しているのであれば、もう危険水準です。

50%以上ともなれば、自殺行為といっても過言ではないでしょう。

他者に依存した集客からの脱却を

売上規模が1億であろうと100億であろうと、それだけで事業の強さはわかりません。

自力で集客する力があるかどうか、取引先が分散しているかどうかが決定的に重要です。

これはどんな業種であっても同じです。

営業活動という苦難を乗り越えることなく、真の独立はないと思います。