中小M&Aは情報オープンの時代へ

中小企業を売り買いするM&Aですが、少し前まではトップシークレット扱いが当然だったように思います。

以前は間違いなく「会社を身売りするなどとんでもない」という風潮がありました。

「創業者に株式売却について話をしにいったところ日本刀を持って来られた」とM&A専門家が言っていましたし、情報漏洩防止のためにM&A専用部屋を作っているという地銀の話も聞いたことがあります。

それがどうも最近は変わってきていて、インターネットを使って後継者を募集するサービスに登録する企業が増えているようです。(詳しいことは知りません)

うまくマッチングすれば双方ハッピー

高齢で後継ぎのいない社長が増えているため、会社を売ったり買ったりすることが当たり前になってきているのだと思います。

そしてこれは、会社を買う側にとっても人生の可能性を広げるチャンスです。

40代以上ぐらいの会社員で「このまま会社にいてもなぁ・・」という人は、自分に合った会社の株を買ってオーナー社長になるという選択もありでしょう。

起業した会社の10社に9社は10年以内に潰れるといわれていますが、事業承継を考えている会社は2~30年は生き残っていますので、100社に1社残るかどうかという難関を突破しています。

会社を辞めて一から始めるより顧客基盤と組織ができている中小企業を引き継ぐ方が勝率ははるかに高いといえるでしょう。

また部下を率いて仕事をしてきた会社員時代の経験が活かせる場面も多いはずです。

買い取り価格がどうなるかは問題ですが、売る側と思惑が一致していれば相手も無理はいわないでしょうし、過去の決算書がありますので銀行融資も通りやすいでしょう。

これからは親からではなく、他人から株を買ったというオーナー社長が増えてくると思います。