情報発信をする本当の目的

ビジネスにおける情報発信の重要性は高まるばかりです。
今は売り込みが有効な時代ではありません。
まずインターネットで一通り調べて、用がある時だけ問い合わせをするという時代です。
ですのでオウンドメディアを立ち上げて有益な情報を蓄積し、サイト訪問者の中からお問い合わせを獲得するコンテンツマーケティングは有効な手法です。
ビジネスはとにもかくにも知ってもらわないと始まりません。
インターネット検索という行為は完全定着しましたので、今後も有効な手法であり続けると思います。
私も移転価格関係のキーワードに検索エンジン対策(SEO対策)を施すことによるコンテンツマーケティングを実践しています。
本当の目的はSEO対策ではない
しかし、情報発信を行う本当の目的は検索エンジン対策ではありません。
見込み客からの信用を得ることです。
オウンドメディアなどに掲載されている専門記事をみて、この会社は確かな技術をもっている、最新の事例を知っている、一貫したポリシーをもっている、だから間違いないだろうと思ってもらうために行うのです。
ビジネスは信用が第一です。これは永久に変わらない真理です。
Google対策をして上位に表示されても、読んだ人に信用されない内容では商売につながりません。
情報発信はGoogleというAIに対して行うものではなく、あくまでもコンテンツを読んだ人間、見込み客に対して行うものです。
特に私のような零細事業者は信用がありませんので、それを補うために情報発信が重要になってきます。
有益な情報を発信し続けることには労力がかかりますが、それに見合ったリターンが必ずあります。
行き詰りを打破するための突破口として、情報発信に力を入れることは非常に有効な戦略だと思います。