会社名や店舗名に英語は使わない方がいい
街を歩いていると、非常にこだわった名称の会社名や店舗名を見かけることがあります。
特にレストランに多いのが、英語やその他の言語を使った名称です。
しかし私はこれはやめた方がいいと思います。
理由は簡単で、認知される確率がぐっと下がるからです。
Transfer Pricing Accounting Office?
例えば私の事務所の名前が「Oshikata Transfer Pricing Accounting Office」だったらどうでしょう。
インターネット検索や広告などで、この名称をみても多くの人が何かわからずにスルーするでしょう。
英語をすらすら読める人はそれほど多くないからです。
かといってカタカナにして、「トランスファー・プライシング・アカウンティング・オフィス」としても大差はないでしょう。
「トランスファー・プライシングは移転価格という意味なんですよ」と、いちいち説明することはできませんので、認知してもらうきっかけを失うことになります。
何のビジネスか一発でわかるように
会社名や店舗名は人に知ってもらうきっかけとなる重要なものです。
看板や広告などで会社名や店舗名を偶然にみかけて、レストランなのか、歯医者なのか、服屋なのかという業種・業態を知り、そこに興味をもった人が、どんな商品・サービスがあるのかを知るというステップです。
まずは認知してもらわなければなりませんので、社長・店主のこだわりでアルファベットを使うのはやめた方がいいでしょう。
まして英語以外の言語を使うのは絶対やめましょう。
スペイン料理屋だからといって、スペイン語で「太陽」を意味する何かの単語(知りませんが)を使っても日本人は読めません。
日本人相手のビジネスであれば、ベタなぐらいわかりやすい名前を日本語で付けましょう。